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綴り字のシーズン

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綴り字のシーズンの解説

   宗教学者の父と、科学者の母、学業優秀な長男アーロンと妹のイライザの4人家族は傍目には理想的な家族だった。しかし、イライザが天才的なスペリングの才能を発揮するようになってから、父親はイライザの才能に着目し、彼女以外の家族が目に入らなくなった。そして、長男はヒンドゥー教に傾倒し、母親は過去のトラウマから精神を病んでいく。家族は崩壊しつつあった…。
   文字の持つ神秘に捕らわれた父親に振り回されてしまう家族の崩壊と再生の物語。スピリチュアルなメッセ-ジを持った文字の力を幻想的な映像で見せた本作は、物語を美しく映し出してはいるものの、テ-マは家族。彼らの壊れていく姿は胸が痛くなるほど。家族の中心だった父親が、家族を省みなくなったときに起こる出来事で、家族の絆のもろさを描くと同時に、それを再生できるのは家族しかないと語る。その鍵を握るのは、いちばん幼い娘だというのが胸にグッとくる。出演はリチャ-ド・ギア、ジュリエット・ビノシュほか。(斎藤 香)

綴り字のシーズンの商品レビュー

5.0 綴り字のシーズン
この映画はもしかしたら多分に映像がマニアックなのかもしれません。
私にとっては心の琴線に触れて、記憶に残るシーンと共に忘れられない映画になりました。一番好きなのはイライザがスペルを想い出す時に目を閉じて沈黙すると顔の周りをタンポポの綿毛が舞い、スミレの花が開き、オリガミのハトが飛びながら文字を教えるところ。何度みても見惚れてしまう美しさです。この少女が壊れた家族を取り戻すために、解りきったIを敢えてYと答えた瞬間、この少女にとって最も大切なものは名誉でもなんでもない。家族の絆なのだ、そこに気付いて!パパ!と叫ぶ声が聞こえました。母親の万引き癖も万華鏡の倉庫も脈絡はさておいて女性特有のバランスの崩れ方として理解できる。なにしろ映像が綺麗。少女が綺麗。
2.0 理解不能
意味不明映画。
子役がかわいらしく演じていたから許せるけど、何を言いたいのか?
宗教色がかなり強く、そういったことを伝えたいのか?
家族・夫婦の問題?……そんなに問題がある家庭とは思えないけど。

リチャードギアのお父さんも別に悪さしてるわけじゃないし、そこそこがんばってると思うんだけどね。
過去にトラウマがあったと思われる母親ジュリエット・ビノシュ。
彼女は何をしたいのか不明。
窃盗癖、光?万華鏡?よくわかりません。

きっと、どんな夫でも彼女を救うことはできないでしょう。

綴り字の大会?まぁそんなのもいいんじゃない。
ただ、極めたからって神と対話できるという時点で俺はアウト。
神と対話したい人必見。(冗談よ)
2.0 ???
率直な感想を言うと、薄っぺらい。
家族愛がテーマなのだろうが、家族が再生する姿が映し出されていない気がした。
何処でどうなったの?何故あれだけで家族が再生出来たっていうの?という感じで終わってしまった。
何か、物足りない気持ちが残りました。

3.0 行間の多いストーリー展開、原作読むべきでしょう。
これって自己中心的な父親による家族の崩壊と再生の映画なんですか?
それにしてはモチーフが多すぎます。
1.スペリング・コンテスト
これだけで一本映画が取れます。実際、黒人少女が偏見や社会的障害にも負けずに、このコンテストで優勝するという映画が最近アメリカで公開されました。一種のスポ根映画ですね。
2.ユダヤ教神秘主義と言葉の神秘性
映像的にはこの部分に力点が置かれています。確かに言葉には何か神秘的な力があるような気がします。日本にも言霊思想というものがありますし。「縁起悪いこというな。」というのはここから来ています。英語の"Speak no evil."と同じ言い回しですね。
3.カトリックとユダヤ教とヒンズー教
父親がユダヤ教神秘主義者で、母親がカトリックからユダヤ教に改宗して、息子は父親に反抗してヒンズー教(クリシュナ教)に走った。映画で描かれているのはこれだけです。何かあるでしょう?それぞれに理由なり、影響が。そういえば、ヒンズー教(クリシュナ教)といえば60年代のフラワー・チルドレン、ヒッピー達のお気に入りでした。今時、なぜ?
4.母親のトラウマ
親にもらった万華鏡がお気に入りで、自動車事故で親を亡くして、その時の割れたウィンド・シールドのイメージと重なって、ひかり物を集めだしたということですかね。何時から?スペリング・コンテストの前からですよね。だったらこの家族は昔から崩壊しかけていたんですよね。

原作はどうなっているんでしょうか?
4.0 子供に期待する父の姿。何か考えさせられます。
少し難解なストーリ展開の映画です。キーワードは母親の言葉(初めての綴り字コンテスト優勝)とラストの子供イライザのカメラをじっとみつめる目、それにかぶさる父親の言葉。これらが、理解できれば、この映画で何を言いたかったのかが理解できます。難解なストーリ描写ですが、じっくりと腰を下ろして観賞すれば、ラストシーンの素晴らしさに気が付くでしょう。イライザの目線からみえてくる家族への愛情の深さに感動しました。この映画を見て、子供に過度に期待する父(母)親像が現在の日本の姿に重なってくるのは私だけでしょうか。

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