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やはり第7巻の一番の見所としては、マシロちゃんの成長でしょうね。 成長というのはですね、「現状」を正しく認識し、そこからその状態を改善するための一歩を踏み出す事なんですよ。 その「現状」が厳しいものであればあるほど、どんな物語もそのストーリー性が高まる訳です。 民の心が離反していた事。自分のやっていた事が我侭に過ぎない事。 早い話、自分が至らない女王であることを認識した訳です。 しかも、それに気が付いた時、自分は国も民も失っていたと。 ここまでやってくれれば、あとは演出に失敗しない限り、どうやっても駄作にはならない。 で、その演出上一番重要だったのはアオイの存在でしょう。 そんな自分でも信じてくれる者はいたという「現状」。そして、その行為。 そして、その後、目の前に民からの信頼を自分の力で勝ち取った「女王」がいたという「現状」 なんと言うか、実にパーフェクト。 この観点から見て、全員が「現状」を認識するんですよ。 セルゲイ、ニナ、シズル、ナツキ、ユキノ、その他諸々。 どうやって粗探しを試みても粗が見つからなかったです。