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二百三高地 [DVD]の商品レビュー 日本版「戦争と平和」
国の運命を背負い、政治家として命をかける伊藤。そしてやはり国を背負い友人、私人であることを捨て軍首脳として死力を尽くす児玉(戦争終結8ケ月後に脳溢血で急死)。軍司令としての職責と人としての情の間で苦悩する乃木。司令と部下との間で次第に人から軍人へと変わっていく小賀少尉。運命に逆らえず死んでいく庶民兵の苦しみと意地、したたかさ。そしてそれらを囲む人々の悲しみや憎しみ、愛情。 東映の戦争大作の唯一の佳作
この作品から始まる東映の戦争大作シリーズは一般的には評判はよろしくない。出てくる政治家や軍人が立派すぎて、普通に考えたらこんな人たちばかりなら戦争なんて起こらないのではと思ってしまうし、下級兵士の描写もいかにもお涙頂戴的である。それゆえ全体に戦争賛美のような印象が強い。そんな中で、この「二百三高地」だけは少し印象が異なる。なぜならこの作戦自体がおそろしく非効率的な人海戦術であり、延々と続く悲惨な死体の山を築く描写は戦争の悲劇性を強調するためではなく、実際にそうであったことを観客も知っているからだ。仲代達矢の演劇的で間延びした話し方は、名将なのか愚将なのかわからない乃木大将を見事に表現している。丹波哲郎の児玉源太郎も絶品で、夏目昌子の美しさも忘れがたい。この映画の内容や主張に諸手を挙げて賛成するわけではないが、出演陣の好演でなかなかの佳作となった。 仲代達也には泣き顔が似合う!
才気煥発の福顔の児玉源太郎を丹波哲郎が、泣き顔が張り付いた乃木希典を仲代達也が演じているが、ともに、あまりにも、はまり役過ぎて、思わず、本物を見ているような気分になってしまうほどである。 DVDの最新売り上げランキング - トップ10
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