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スタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディション [DVD]

スタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディション [DVD]

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スタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディション [DVD]の商品レビュー

4.0 秀作
随分とひさしぶりに鑑賞した。

秀作だと思う。

周知のように、人間が人生をとおして経験する愛情というのは質的に変化する。

この作品では、「ティーンエイジャー」を迎えるまえの段階で経験される同性間の友情が郷愁に彩られ画きだされるが、今回、それが――われわれはそうしたものを経験したことなど忘れてしまっているが――こころの内奥に息づく「心象風景」として、 その後の人生において われわれを静かに支えてくれるものであることにあらためて気付かされた。

ある意味で、それは、その後の人生において、人間が、自己の利益を省みずに、信頼と冒険の感覚にもとづいて、他者と共同していくことができる、その能力の源泉にあるものなのかもしれない。

そして、それは、あたかも亡霊のように――リバー・フェニックス(River Phoenix)演じる登場人物がそうであるように――人生の岐路において困難を経験するたびに、われわれの傍らに舞い降りてきて、われわれを鼓舞し蘇生するのである。

その意味では、われわれが自己の内奥にいかなる心象風景をもつかということは、われわれの世界にたいする信頼のありかたを規定する非常に重要な条件となるのだろう。

このことは、先日、「八甲田山」(森谷 司郎監督)を鑑賞した折りにも実感したことである。

極寒の極限状況において、主人公の意識に去来する幼少時の心象風景がその瞬間において生と死という窮極的な選択を下すための触媒となることを視聴者は認識するのだが、重要なことは、そうしたものが、人間にとり、詩的な価値にくわえて、生物としての根源的な活力に密接に関わる意味をもつということである。

この「スタンド・バイ・ミー」という作品が、時代をこえてわれわれをとらえつづけるのは、活力の源泉としての郷愁にわれわれを結びつけるからなのだろう。
5.0 誰しもが通る少年時代を切り取った傑作
少年たちの何でもない日常が、
「死体探し」という大冒険を通じて、少しずつ大人になってゆく過程を描いた傑作。

何より少年たち4人の配役がぴったり。
クリスを演じたリバー・フェニックスは繊細ながらも逞しいリーダー格を本当に存在感ある演技で観る者を圧倒させてくれます。
テディもこの映画ではキレる少年を演じていますが、
後に「13日の金曜日」でジェイソンと対峙する少年も演じています。
その演技力もすごい。

今見ると、ジョン・キューザック、キーファー・サザーランド、リチャード・ドレイファスなど、主役級の役者も出ているのも新しい発見。

キングの小説はホラーはなかなかその原作の魅力を映像化するのが困難ですが、
この「スタンド・バイ・ミー」は脚本もよく、少年たちの演技とあいまって、
いつまでも、子供も大人も観ることができる、傑作へと昇華しています。

時代が経つほど、評価が高くなってゆく作品だと思います。
5.0 「死」と「生きる意味」についての映画
アメリカの田舎町に暮らす4人の少年が、死体探しの旅に出ることで、
日常の中に潜む「死」を目撃し、大人になる過程を描いた作品。

原作はスティーヴン・キングである。
彼は、アメリカのホラー作家であり、
扱うテーマは「死」や「恐怖」といったものがメインである。

"Stand by Me"は、スティーヴン・キングの作品には珍しく、
「友情」をメインテーマにした映画だ、という声がしばしば聞こえるが、
それは決して正しくない。この作品でも、メインテーマはやはり、
「死」と「生きる意味」である。

ちなみに、この "Stand by Me"=「そばにいて」、というタイトルが、
本作の真のメインテーマが何か、錯乱させるのに一役買っているが、
スティーヴン・キングの原作では、"The Body"=「死体」である。


序盤、人生に特に疑問を抱かずに生きる4人の少年の心の中にも、
やはり「死」に対する意識のようなものは存在している。
だが、それを明確なイメージとして捕らえる事が出来ない。

そんな時、少年達は、ちょっとした出来心から、
死体探しの旅に出ることによって、
同年代の少年の「死」を具体的なイメージとして捕らえることになる。

それは、日常の中に潜んだ「死」であり、少年達は強い衝撃を受ける。

しかし、「死」を意識するということは、「生」を意識することであり、
少年達は、「生きることの意味」について考えることになる。

Stand by Me は、このような過程の中で、
子供が大人に成長する姿を描いた作品と言えるだろう。

人生に疑問を知らない子供にしか味わえない純粋な友情を、
「大人になってしまった」自分が、終盤で懐かしむ場面も印象的である。

だが、それは「大人になること」を否定するという意味ではなく、
むしろ肯定する意味であろう。
5.0 全ての大人に見てもらいたい映画。
 内容に関しては、他の方が様々書かれているので省きますが、間違いなく傑作です。僕はもうすぐ35才のおっさんですが、子供の頃の楽しかった思い出がどんどん思い出されてきます。
 そしてこの映画の主題である“友情”の大切さを痛感する作品です。大人になったからこそ感じる友情の大切さ、今はもう取り戻せない幼い頃の損得関係ない友情のすばらしさにきっと気づくはずです。
 キングの作品は、映画化されると全く違うものになってしまう作品が多いのですが、この映画は原作のよさをきちんと残しています。
 あと補足ですが、今はなきリバーフェニックスが出ています。リバーファンの方はこの作品を見ないとファンとはいえないですよ。
5.0 子供の悩みが深刻でないと誰が言えるのだろう・・・。
登場人物の4人グループも悪ガキの青年も、皆それぞれに生い立ちを背負い悩みを持っている。
子供の悩みが深刻でないと誰が言えるのだろう・・・。純でピュアなだけに痛みも大きい。

不良と目される少年が「盗み」の濡れ衣を着せられたと泣くシーンに一緒にワンワン泣いてしまいました。悔しかったろうね。

誰もが少年の日に、大人への門をくぐる前に味わった一瞬の輝きと甘さ、切なさ、見るたびに思い出させてくれる数少ない名作です。

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