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難波金融伝 ミナミの帝王 銀次郎vs夜逃げ屋(Ver.58)の商品レビュー 破綻の結果としての新規まき直し
最初のシーンから、河内の郵便局という関西マニアにはたまらない場面です。淀川という場所も出てくるようです。ところで、今回の主人公、青田典子さんは東京出身者のためかいくら方言指導をうけても肝心なところでのあくの強さが感じられません。その分、大阪風のけばいファッションがどうしても浮いてしまいます。さて今回のテーマは夜逃げです。夜逃げというのはそれまでの生活のご破算です。つまりトランプの切りなおしということです。少なからぬ数の人がこのやり直しを必要としているのが現実なのでしょう。経済が成長しない中で、いくら限界的な真面目な努力を重ねても、中小企業(クリーニング屋さん、銭湯)の収入の増加はもはや客観的に見て限られている中で、むしろ限界的な努力の結果として、銀行からの借金でもはや資金繰りは限界に達しているのが実態なのでしょう。そこで高い利息での金融屋からの借金ということになるわけです。ストリーの展開は別として、金融屋からの金融に頼っての運営は遅かれ早かれ破綻に直面することは必至です。この必然の破綻のプロセスの中でどのようにして次の再出発への足がかりを得るか、そこにこそこの萬田の存在意義がある中です。ある意味では、この作品の中での犠牲者をはめる悪役こそが、このトランプの切りなおしを可能にしてくれるgodsend opportunityという皮肉な構図なのです。 DVDの最新売り上げランキング - トップ10
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