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敬愛なるベートーヴェン [DVD]の解説情熱的で力強い人間ドラマ。ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの人生最後の数カ月に一部史実に沿った『敬愛なるベートーヴェン』は、この巨匠が取り憑かれた男であり、最大に革新的であるのに本人は聴くこともでない生涯の集大成といえる作品を作曲していたことが描かれている。ベートーヴェンはほとんど耳が聞こえず、金遣いの荒い甥との関係に幻滅し、若い女性作曲家のアンナ・ホルツ(ダイアン・クルーガー)に心引かれる。アンナは曲を楽譜にする写譜師としてベートーヴェンの元で働くことになる。女子修道院に客人として滞在し、ぼんやりとした技師と婚約しているアンナは、ベートーヴェンの感情の起伏の激しい天才ぶりに引きつけられる。半分の時間で、ベートーヴェンはアンナに引かれ、彼女の魂をまっすぐに見ているようだ。残りの半分の時間では、アンナのことを自信がないだの、お世辞は言うなだのどなりつけている。決して弱虫ではないアンナも負けじと言い返す。アンナが反抗すればするほど、ベートーヴェンは彼女の中に自分と同類である魂を見出していき、自分の脆さと芸術を作り出すことの重荷を打ち明けられる相手として認めていく。エド・ハリスのベートーヴェンは苦痛に苛まれているが、打ち負かされてはいない。心の奥底では自分の責任を充分に理解していて、ただ崩れていくことはできない男に見える(“神はたいていの男の耳元では囁く”ベートーヴェンは言う。“私の耳元では叫ぶんだ”)アニエスカ・ホランド監督(『オリヴィエ オリヴィエ』)は堂々として、優しさと暴力が交互に現れる人間ドラマを撮った。いくつかのスリリングな瞬間があり、そこには輝かしい交響楽第九番の初演に耳を傾ける観客たちの感動の場面も含まれている。(Tom Keogh, Amazon.com) 敬愛なるベートーヴェン [DVD]の商品レビュー 架空の人物設定でここまで説得力があるのは凄い!
アンナ・ホルツなんて聞いたことない、ダレだっけ〜?と思って見たら、なあんだ架空の人物なのね。 第九の曲と人間ドラマが緊張感を高める
同曲を写譜したアンナの身振りで、耳の聞こえないベートーベンが第9の指揮を成功させる場面が感動を与える。曲自体の緊張感の高さと同時に、アンナとべートーベーンの意思疎通がうまくいくのかという人間ドラマに、我々聴衆ははらはらして見守る。 原題はCopying Beethoven
「歴史を忠実に」描いた映画の気分で安心して見ていたら、大胆な作り話にはめられていた…というのがここ何十年の潮流(例えば「アマデウス」)だが、この映画はその路線とは違うと思う。「芸術家は何を残すのか」「ベートーヴェンは何を私たちに残したのか」が隠れテーマのように私は感じた。主役がベートーヴェンとアンナ・ホルツの二人に分散してしまった点、微妙な弱点かもしれない。 ★5つは劇場で見たから?
DVDの評価としては難しいところ。ストーリーが悪いわけでもなく、ベートーヴェン役はじめ演技もすばらしい。ただし、これは「劇場で観るべき映画」と思います…。大フーガもメインテーマですが、印象的なのはむしろもう一つのメインテーマである第九でした。クラシックには詳しくありませんが、初演が始まり、ラ・ラ・ラ・ラ、ラ・ラ・ラ・ラ、ラ・ラ・ラ・ラ、ラーララーという聞き慣れた旋律に次第にぞくぞくしてきて、合唱が加わった時に思わず鳥肌が。まるで自分自身が初演の客席にいるような気分になりました。DVDで御覧になる方は、出来るだけ大画面かつ高音質の視聴空間を! あくまでもフィクションということで・・・
コピイスト(写譜師)と言う仕事は、作曲家や編集者が書いた主に直筆のスコア、もしくは手を加えた楽譜を、正しく清書するのが仕事で、マーラーなどはやはり作曲家志望だった夫人のアルマがやっていました。 DVDの最新売り上げランキング - トップ10
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