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サイドカーに犬 [DVD]の解説役者たちの演技がとても光っている作品だ。物語自体は実はどうってことない話。母親が父親に愛想を尽かして家出。その間に家にやってくるようになったのが父親の愛人で、型破りだが暖かい心を持つヨーコという女性だった。そんなヨーコと次第に固い絆で結ばれるまだ小学校4年生の長女・薫。この物語はそんな薫の視点から描いた家族ドラマとなっているのだ。劇的な変化があるわけでもないのだが、例えば一見すればヨーコはサバサバした豪快女なのに、物語が進むにつれてジワッと日陰者な寂しさがにじんでくる。彼女の傷ついた心が次第に透けて見えてくるのはすごい。またヨーコのことを好きなのはわかるが、どこか無愛想だったりする父親の微妙な心のサジ加減も次第に見えてきて胸が熱くなる。いろいろあって娘の薫が傷つき、何も言わずにそんな父親の腹をボコボコ殴るシーンがあるのだが、それを黙って殴らせ続ける様に、父親の気持ちと娘の気持ちが痛いほど伝わって涙がつい出てしまったほどだ。竹内結子、古田新太、子役の松本花奈ら主役級から端役に至るまで、リアリズムあふれる演技には本当に舌を巻く。もちろんすべてのツボを抑えた、細部にまでこだわった根岸監督の演出も絶品だ。(横森文) サイドカーに犬 [DVD]の商品レビュー 思ったよりシュール
思ったよりシュールな内容だった。もうちょっとほのぼのとした内容でもよかったと思う。 なんとなく最後まで観てしまったが。
なんとなく最後まで観てしまったが、小4の女の子が 80年代もノスタルジーの彼方かぁ・・・
薫役の子(松本花奈)がいい!微妙な心の揺れを表情豊かに演じきっており、将来が楽しみです。 大人になった弟はもっとヘンな感じのほうが・・・
主人公の女の子が◎。 昭和の香り漂う佳作
一時代を築いた根岸監督と、竹内結子、ミムラなど21世紀日本映画新時代を代表する女優との顔合わせは、昭和ノスタルジー溢れた作品となった。さすが根岸作品だけあり、端役も豪華で、みな主役が張れる名優ばかり。これでバランスの悪い作品ができるわけがない。脚本は何ということはなく、TVドラマでもよい題材だが、これを名だたる俳優たちが演じるとグイグイ引き込まれてしまう。中でも小学校3年生の女優・松本花奈演じる薫の凛とした雰囲気は大したものだ。ある意味では薫が主人公なわけで、ここがよくないと総崩れになってしまう。冒頭、30歳になるミムラ演じる薫が登場することでも、その重要度がわかる。竹内結子もメイキングで言っていたが、ヨーコのイメージはあくまで薫の目から見たヨーコ像であり、ヨーコ主演の目線であれば、謎めいた部分が丸裸になってしまう。そうではなくて、薫が成長していくプロセスの中で、ヨーコという存在の大きさを描いたことが成功の要因だろう。それにしても、樹木希林は本当にあっさりと画面をさらう。見事な演技であった。YUIのテーマソングは昭和映画にはちょっとそぐわない気もしたが、根岸作品にYUIというのもエポックメイキングである。昭和世代の人には観て損はない一本。 DVDの最新売り上げランキング - トップ10
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