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これはガン宣告された者 必見の作品。 とにかくガン宣告された者が最初にみるべき作品。 ガン患者としておのれの主体的な生き方を選ぶための教科書とでも言うべき作品。 この作品から学ぶことは多い。 1:医師の専門性をどう評価するか 2:医師側が提案する現在の医療レベルの治療に従うべきか 3:生き物としてのおのれの在り方をどうすべきか 4:多くの者との関わりの中で生かされてきたおのれをどう消し去るべきか 5:家族という者をどう位置づけるべきか 6:ホスピスなる場をどう位置づけるべきか 等々。 ・主人公は、主体的に生きる道を選んだ。→『治療拒否』を選択したのだ! ・かれをとりまく人間関係の整理。→「家族を第一優先」。日本国の法律上 私有財産制度は無視できない。合法的に生きないといけない。 仕事で顧みなかった妻子をあらためて評価し、おのれ亡きあとのことを十分計算し、妥協すべきところは妥協すること。 ・生きることはなにか→「やり残していたことを終えること。」 ・甘える人に関しては徹底的に甘えること。 私は、最初から まわりの大好きな人たちが『ガン』により悩み、専門家にまかせ、放り出されて代替療法に振り回される姿を見てきた。辛いことだ。 自然に涙があふれる、涙に身をまかせて この作品を観た。 私もガン患者。死ぬと言われながら9年たった。この間、3つのガンと出会い、外科的手術は受けた。リンパ節には転移していた。しかし、抗がん剤の服用は断った。今も、生きている。 私を愛してくれた人たちはガンで死んでいき、今、私の周辺はガンとどう対応してよいかわからぬ人たちがイッパイ、悩み苦しんでいる。 きわめて残酷な 現在の医療体制への怒りもある。 『ガン患者への癒し映画』。そう割り切れば納得がいく。 この作品はポエムなのだ。 尚、私は死を次のようにかんがえている。 永遠に眠るだけの話。有機物体としては当然。類的存在としてはガキができていたら無限につづく生。個体としては終止符。それだけの話なり。