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内容は若干だれるものの、胡散臭い雰囲気でいいのですが…。 いかんせん画質が相当悪いです(言うなれば三倍でダビングを繰り返したVHSをもう少し汚くしたような)。 特別画質に執着しない方ですが、夜のシーンが何も見えないのは…。 同時購入した「猟奇島」「吸血怪獣ヒルゴンの猛襲」「恐怖!溶解人間」 と比較しても一際ぼやけていてざらついた画質です。 ただ、画質の悪さが雰囲気に貢献していたのも事実。 安いので気になる方は買ってみるのも良いと思います。
「ニューヨークに生まれなくて良かった」と日本人であることのありがたみを心底味わわせてくれる作品。 70年代、アメリカン・ニューシネマと称する一連の映画群を通じて、ニューヨークの怖さ、猥雑さ、荒廃ぶりを日本人は目撃した。 モヒカン頭のロバート・デ・ニーロが獲物を求め、白昼銃を手にしてうろつき、イラク(!)から来た異教の悪魔がリンダ・ブレアにとりつき、麻薬の売人に雇われた殺し屋を追って、ジーン・ハックマンは高架下の道をノンブレーキで激走する。SFではあるが、ジョン・カーペンターの「ニューヨーク1997」などもこの世界の延長線上にあるのが納得できる。 もはやここには、ジーン・ケリーやフランク・シナトラが歌い踊ったニューヨークはない。 人種の坩堝などといえば聞こえがいいが、ゴミためにしか見えない街ニューヨーク。 本作はそんな70年代の最後に発表されたカルト作にして、最後のアメリカン・ニューシネマだ。 夜な夜な電動ドリルを片手に通行人を殺して歩く主人公。被害者は飲んだくれや薬中患者などの「街のゴミ」だ。 男を狂わせたのはこのニューヨークという都会そのものなのかも知れない。
全米のケーブルテレビが初めて放送を自粛した問題作頭にギュリ〜ンと刺さるドリルが有名なカルト作品です。仕様は以前リリースされていたDVDとケース以外はほぼ同じです。旧盤よりお買い得なのでお薦めです