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題名のない子守唄の商品レビュー ラストが予定調和だったのがちと残念
あるサイトにこの映画についての座談会形式のレビューが掲載されていて、思わず突っ込みを入れたくなってしまった。女の子を何度も床に転ばす場面が出てくるが、あれが虐待だというのである。正直情けなくなった。あの場面を理解できなければ、この映画の本質はまるで理解できないということになる。トルナトーレ監督に同情した。こんな観客ばかりでないことをここのレビューを読んでほっとした。あの場面は、この映画の肝の部分である。あの子は反射神経と自己防衛力が低いのだ。だから一見虐待に見えるけれどもああして鍛えないと防衛能力が身に付かないのだ。自分のことは自分で守る。つらい現実を生き抜いていくには自分が強くならなくてはならない。それを自分の壮絶な体験を得た上で教え込もうとしているのだ。実の娘だと思っているからこそあの行為ができるのだ。これほどの愛情表現がどこにあるだろう。だからあのラストにつながるのだ。たとえ違っていたとしても自分を本当に愛していてくれた人の真の愛情を受け止めたからこそあの子は迎えに来たのだ。惜しむらくは最後、望遠で撮っているのだが、すぐに誰が来たのか観客全員に簡単にわかってしまうこと。ここにちょっとしたサスペンスがほしかったんだけどなぁ。ここだけ予定調和だったのが残念。 俳優の技量を堪能して下さい
ジーナが復活するシーンで思わず声が出ました。 残酷な場面は必要なのかしら
舞台があのトリエステだそうです。といっても港のシーンは出てこないのですが。東西の結節点でもあったトリエストだからこそ、このロシア、ウクライナや旧東欧からの売春を絡めた人身売買のストーリーがより現実感を持つのかもしれません。主人公は東欧からの人身売買の典型でもあるように顔が小さくて背が高いね。回りのイタリア人それも警官より一つ頭抜けています。ただイタリア語が余りにもうますぎるのがちょっと違和感をかもし出していますが。単純な売春を絡めた人身売買だけでなく、そこに養子縁組を絡めたところにこの映画のもう一つの謎があります。そういう意味では、ソヴィエト崩壊とその後のEU誕生が生み出した影の側面を扱った映画です。「ひまわり」の21世紀版逆versionか?この映画はこのような背景に現実感がないとついていくことができませんね。音楽はいいね。マーラーやバーバーのアダージェットを髣髴させる曲がモティーフとなり繰り返し繰り返し流されます。最後に、主人公が幼児に教え込もうとするロシア版、サヴァイヴァル哲学は想像通りながらも、いやはや大したものです。 サスペンス風に母性愛を描いた映画
母性愛を描きながらサスペンスを演出する映画はなかなかないと思います。だけどこの映画は見事に書いたとおりそのままの映画です。主人公イレーナは自分の禍々しい過去と戦い対峙しながら力強く生きていく。ある屋敷のメイドとなったイレーナはそこに住む子供と仲良くなり友情を育んでいく。いつしかそれが母性愛となりその子供が過去に産んだ自分の子供ではないかと調べ始める…。 名作の域に達したミステリーです
邦題の「題名のない子守唄」を見て,あの長寿番組にあやかろうとした,今はやりのクラシック音楽映画だろうと考えていた私は,あやうくこの傑作を見逃すところでした。 DVDの最新売り上げランキング - トップ10
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