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美術の窓 2008年 04月号 [雑誌]の商品レビュー 幻の春画ものっています
明治期の国民作家でありながら、これまでの美術史では正統な評価を得られず、歴史の闇にうずもれていた画家・河鍋暁齊。近年、若冲や蕭白といった異端の画家扱いされてきた画家たちに熱い視線が注がれ、一挙に日本美術ブームが起こった。今回特集されている暁斎に関しても、まさしくこの流れを継ぐ画家だと思います。十年ほどまえに芸術新潮でも特集されていましたが、こちらはすでに手に入りません。それに匹敵するボリュームと内容を持った一冊です。ちなみに、京都国立博物館では大規模な回顧展があるそうですが、出品されていない作品も網羅してあり、またひ孫の河鍋暁斎記念美術館の館長(女医さんらしい)のインタビューや、あの伝説のキャバレー王・福富太郎氏(大の暁斎ファンでコレクター)と日本美術応援団の山下裕二氏との対談などボリューム満載。また、日本経済新聞社の連載小説の挿絵を担当する天明屋尚氏や、美人日本画家の松井冬子氏といった今の画家たちが寄せている暁斎への思いも興味深く読みました。なんといっても、京都国立博物館のカタログには絶対にのせられないであろう、暁斎の幻の春画ものっていました。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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